高速バス戦国時代は終わったか。

一昔前はニーズの少ない移動手段だった。

それから一気に新規参入が始まり、価格競争激化へ。

だが停留所ターミナルのバスタ新宿ができてから、この業界は活気を失った感がある。

むしろ都は、それを狙ったのかも。管轄は国交省だろうけど。

いずれにしても慣れるまでは、まるで貨物列車に飛び乗るような感覚で落ち着けなかった。 

以前は路上で、発車直前に予約確認をされ、少々不安な気持ちに。

たまにであったとしても交通事故が目立ち、とても高齢家族の選択肢には入れられない。

どうしても週末夜の若い利用客が多過ぎて、歩行者の妨げにもなり、

やはり問題が膨らんでいった。

そこで意欲的なウィラーは、自前で空港搭乗口を真似たシステムにし、

追随する他社は、簡素なロビーを設置。更に様々な企画チケットなどでテコ入れ。

でも、結局は行政の力によって、１ヶ所に集約された。

それでよかったんだ。

通信会社大手のキャッシュバック祭りの時と同じ流れだが、何事も行きすぎるのはよくない。